表紙・目次

執筆・検証: MD Converter編集部

Markdown PDFに目次を付ける方法|見出しから自動生成するコツ

Markdownの見出しから目次ページを自動生成する手順と、読みやすい見出し階層、目次が有効にならないときの確認点を解説します。

目次はMarkdownの見出しから作られます

目次生成に対応したMarkdown変換器は、本文中の見出しを読み取り、PDFの先頭に目次ページを追加します。長いマニュアル、仕様書、提案書、レポートの全体像を伝えるのに便利です。

目次を追加する手順

目次は保存時に本文の見出しから自動生成されます。通常の本文プレビューだけを見ていると表示されない場合があるため、出力したPDFでも確認してください。

見出し階層を整える

目次の読みやすさは、Markdownの見出し構造で決まります。

# 導入

## この資料の目的
## 対象読者

# 操作手順

## ファイルを開く
## レイアウトを設定する
### 余白を変更する
### 改ページを調整する

# よくある質問

#は章、##は章内の節、###は詳しい項目として使うと、目次を追いやすくなります。文字を大きくしたいという理由だけで見出しレベルを飛ばすのは避けましょう。

良い見出し名の付け方

目次では、本文を読まなくても内容が予測できる名前が役立ちます。

曖昧な見出し改善例
概要このシステムの目的
設定PDFの余白を設定する
注意社外共有前の注意点
その他よくある質問

「〜について」を繰り返すより、「設定する」「確認する」「解決する」のように動作を含めると、マニュアルの目次が探しやすくなります。

目次を付ける前のチェック

目次をオンにできないとき

「本文に見出し(# 〜)があるときに利用できます」と表示される場合は、本文にMarkdownの見出しが認識されていません。次を確認してください。

目次・表紙・改ページを組み合わせる

正式な資料では「表紙 → 目次 → 本文」の順にすると自然です。本文側でh1の前に改ページを入れると、章ごとの開始位置もそろえやすくなります。ただし短い文書では空白が増えるため、ページ数を確認しながら使い分けてください。

最後にPDFを開き、目次の項目漏れ、見出し順、ページの並びを確認すれば完成です。

目次を短く読みやすくする方法

目次は本文のすべてを並べる場所ではなく、読み手が目的の章へ移動するための案内です。短い節が連続している場合は1つのH2へまとめ、詳細はH3または通常の太字項目にします。「概要」「詳細」「その他」のような抽象的な見出しより、「PDFの余白を設定する」「配布前に確認する」のように内容や動作が分かる名前が役立ちます。

同じ「設定」という見出しを複数の章で使うと、目次だけでは違いが分かりません。「表紙の設定」「印刷の設定」のように対象を含めてください。見出しの文末も、「〜する」「〜の注意点」など同じ形式にそろえると一覧を素早く読めます。

ページ番号がずれるとき

目次のページ番号は、最終的な用紙、余白、フォント、画像サイズ、改ページ位置をもとに決まります。目次を作った後でレイアウトを変えると章の開始ページも変わるため、PDFを作り直して確認します。外部画像の読み込みが遅い場合も高さの計算へ影響することがあるため、すべての画像とMermaid図が表示されてから保存してください。

H2のページ番号と実際の開始ページを数件照合し、特に表紙直後、長い表の後、画像の多い章を確認します。ページがずれる場合は手入力で番号を直すのではなく、レイアウトと改ページを確定してから目次を再生成する方が安全です。

目次の最終チェックリスト

よくある質問(FAQ)

Q. H3の項目にページ番号が付かないのはなぜですか?

目次のページ番号はH2の章に対して表示される設計です。すべての小項目に番号を並べるより右端が整理され、章の開始ページを探しやすくなります。H3は番号を持たない代わりに、親の章の下で内容の構造を伝える役割を担います。

Q. ページ番号を手入力してもよいですか?

テキストとして書くこと自体はできますが、余白や改ページを変更するとページ割りが変わり、書いた番号が実際のPDFと合わなくなります。自動生成された番号を使い、レイアウトの調整を終えた後に照合する方が管理しやすくなります。見出しが想定と違うページに現れる場合は、Markdown PDFで改ページを制御する方法も参考にしてください。